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住宅営業がとるべき資格3選【宅建・FP・住宅ローンアドバイザー】


ママ様

ただでさえ忙しいのに、資格を取るって大変そう。

そもそも、資格を持ってなくても業務に支障はないし…

頑張ってもそんなにメリットないんじゃない?

住宅営業は、「これがないと仕事ができない」という資格が特にありません。

強いて言うなら自動車の普通免許くらい…



ただし資格があることによるメリットは意外と多いのです。

  • 知識がつく
  • 自信がつく
  • スケジューリングが上手くなる
  • 名刺に載せられる

知識と自信は当然ですが、しっかり勉強するとなるとなんとか勉強時間を捻出していかなければなりません。

必ずこの時間は勉強する。と決めて実践していると、スケジューリングが自然と上手くなっていきます。




そして、名刺に載せられるというのは重要だと思います。

何社かメーカーを見て、

見すぎてよくわからなくなって、

どのメーカーも完全に横並びの印象になってしまった時、

もう一度連絡しようと思って各営業マンの名刺を並べて見返して、

自分の名刺以外びっしり資格で埋まっていたら…

自分に連絡か来る可能性が少し減ってしまう気がしませんか。


他にも色々ありますが、一度とってしまえばメリットが多いので、

資格取得は頑張ってみる価値ありです。

ママ様

でも、どの資格がいいの?




住宅営業がとるべき資格3選

働くメーカーにもよりますが、お客様にアプローチするポイントをまとめると

「お金の話」「土地の話」「建物の構造と間取りの話」

このあたりがほとんどです。



建物の構造と間取りに関しては、設計士さんというプロフェッショナルがいるので営業がそこまでやる必要性は正直そんなにないです。

出来たほうが良いのは間違いないですけど…



そうなると、お金の話と土地の話の方が優先度が高い。

ということになります。



そこで、

  • 宅地建物取引士
  • ファイナンシャルプランニング技能士
  • 住宅ローンアドバイザー

まずはこのあたりがオススメです。

宅地建物取引士

通称「宅建」です。

土地や建物を売ったり買ったり借りたり貸したりするときの知識や、それに関わる民法の考え方、税金、法令上の制限などが学べます。

【概要】

  • 試験は毎年1回(10月の第3日曜日)
  • 受験資格は無し
  • 申込みは7月
  • 合格率は約15%
  • 合格点は毎年変動(上位15%程度が合格)


今回ご紹介する3つの資格の中では1番難関。

僕の会社では4月に入社した社員がその年の試験で合格したりするので、

勉強期間は半年程度あれば合格ラインには持っていけると思います。

色んなブログなんかを見ていると200~300時間と書いてあったりしますが、

知識がない状態から勉強を始めると、大体そんなもんじゃないかな。

と思います。

「1ヶ月くらいでサクッと取れました!」っていう人は多分そういう職業で予備知識があった人か、ただ運が良かった人です。


宅建については宅建は独学が良い?通学、通信講座との違いについて思うこと。も参考にしてみて下さい。

あわせて読む
宅建は独学が良い?通学、通信講座との違いについて思うこと。


ファイナンシャル・プランニング技能士

長いのでFPと呼ばれることが多いです。

ライフプランや資産運用、税金や相続など、お金に関わる基礎知識が学べます。

3級、2級、1級、AFP、CFPと種類がありますが、ひとまず2級を目指せば問題ないです。

2級は3級に合格した人実務経験がある人が受けられます。

実務経験の詳しい定義はこちら

該当しない方は3級→2級の順番で頑張って下さい。

ちなみに住宅営業は実務経験に含まれます。


もう1つわかりづらいのが、実施団体が2つあること。

日本FP協会きんざいです。

これは、よほど何かの事情がない限りは日本FP協会で大丈夫です。


【概要】

  • 試験日は1月、5月、9月の年3回
  • 受験資格は3級のみなし(AFPとCFPはひとまず置いておいて大丈夫です)
  • 学科試験(午前)と実技試験(午後)の二部構成
  • 合格率は2級で約40%くらい
  • 合格点は学科、実技どちらも60点満点中36点(6割で合格)

正直なところ「大人になったら全員取得した方が良いんじゃない?」と思うほどの内容です。

勉強方法さえ間違わなければ3ヶ月程度で合格ラインには持っていけると思います。

失敗しても年3回もチャンスがあるので、落ち込まずにどんどんチャレンジ出来ます。



もちろん簡単というわけではないのですが、比較的サクッととれて名刺にドンと載せられるので、

コスパ抜群です。


住宅ローンアドバイザー

住宅ローンに関わる知識で、仕組みや流れ、商品の特性などが学べます。

今回ご紹介した宅建やFPと比べると難易度は格段に低いです。

低いというか講義を受けて効果測定をするともらえるので、資格取得のために頑張る。という感じではないかもしれません。

その代わり、他に比べるとお金がかかります。

講義と登録料合わせて大体3万円ちょっとくらい。

詳しくはこちら

  • 試験というより講義がメイン
  • 効果測定は講義をちゃんと聞いていれば全然怖くない

お金がかかるのに仕事の幅が増えるわけではないので、コスパ悪いと思われがち。


でも僕の持論ですが、

住宅営業は必ず1回受けるべき!

です。



住宅営業って、実は住宅ローンに詳しくなくても出来ちゃうんです。

詳しい話は銀行の担当者に丸投げしてしまえば良いんですから。



お客様の立場で考えると担当がそんな感じだったら単純に嫌じゃないですか?



でも、住宅ローンの勉強って聞き慣れない用語が頻繁に出てきたりするので、独学だと結構大変です。

そんな理由で、僕は身銭を切ってでも住宅ローンアドバイザーは取得した方が良いと思います。



まとめ

今回ご紹介した3つの資格は、効率的にやれば1年間で全て取得が可能です。

他にも

  • 建築士
  • インテリアコーディネーター
  • エクステリアプランナー
  • 測量士
  • 土地家屋調査士

などなど…

取得すると信頼度アップに繋がりそうものもありますが、まずは今回ご紹介した3つからチャレンジした方が良いと思います。


余談ですが、以前お世話になった不動産屋の営業さんは「保育士」の資格を持っていたのを強みにして一気に奥様との距離を縮めてました。

資格を使った好事例です。


ぜひチャレンジしてみて下さい。



もしご不明点やご要望がございましたらコメントください。

よろしくお願いいたしますm(_ _)m

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