土地探しってどこに注目すればいいかわからないし、何を勉強すればいいの?
あとからお金がかかったりしないような土地を選びたい。
もしも強いこだわりが無ければ、分譲地がオススメだよ!
土地探しって難しいですよね。
まず理想の土地が見つかるか?
というところから始まって、ようやく納得できる土地が見つかっても、
「この土地は水道引き込みもなくて、盛り土工事もしないといけないので〇〇〇万円追加でかかります」
みたいなことが、よくあります。
こういうリスクを回避するには、どうしたらいいでしょうか?
今回は、そんな悩みに現役住宅営業のヨコシマがお答えしていきます。
土地探しって、不動産屋さんの仕事じゃないの?
投資用の土地や賃貸アパート用ならそうかもしれないけど、住宅の場合は住宅営業と探すのがオススメだよ!
この記事では、分譲地をオススメする理由を書いていきます。
土地探しで行き詰っている方の手助けになればうれしいです。
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土地探しは分譲地を優先すべき【メリット、デメリットを徹底解説】
土地探しをするときに、そこまで強いこだわりが無いのであれば分譲地を優先するべきです。
先に「こんな方には向かない」という特徴をお伝えします。
- 1階部分が極端に広いお家をご希望されている方
- 「〇〇から徒歩5分以内」など、立地に強いこだわりがある
- 広いお庭が欲しい方
上記に当てはまる方には分譲地ではないところを探した方が見つかりやすいです。
逆に言うと、上記以外の方は分譲地がオススメです。
理由は
- インフラが整備されている
- 立地の割に価格が安い傾向
- みんな同じ時期に住み始める
- 街並みがキレイでイメージがしやすい
- 周りの発展に期待が出来る
こんな感じです。
それでは深掘りしていきます。
インフラが整備されている
例外はありますが、ほとんどの分譲地がお家を建てるために造られているので、インフラ整備がしっかりされていることが多い。
インフラとは、水道や下水の引き込みや、電柱などの生活に必要な設備の事。
例えば駐車場で使われていた土地をそのまま売り出した場合、そういった設備が整っていないことがある。
その場合、土地の代金以外に費用がかかってしまいます。
地域差もあると思いますが、僕の経験だと数十万円から数百万円くらい。
後からこんなお金がかかるって、不安ですよね?
分譲地だとこのリスクが少ないので、オススメです。
立地の割に価格が安い傾向
分譲地は、傾向として立地の割に近隣の物件と比較して価格が手ごろです。
理由はシンプルで、高いと売れないから。
分譲地はほとんどの場合、広い土地を不動産屋さんが購入して、造成したり整備してから区画分けして販売します。
つまり、個人で土地を売買するのと違って不動産屋さんがビジネスでやっているのです。
個人で売買する場合は、出来るだけ高く売りたいという方が多いのは当然ですよね。
ビジネスでやる場合、高く売るのも大事なのですが、それと同じかそれ以上に在庫を作らないことも重要です。
でも土地って賞味期限もないし、在庫あっても平気じゃない?
土地って持ってるだけで固定資産税がかかったり、除草したりしなきゃいけないから意外と維持費がかかるよ!
ビジネスでやる以上、早く売り切って収益を上げたら次のビジネスへ。
という風に展開していきたいのです。
その結果、近隣で売られている土地より「条件の割に価格が手ごろ」という状況が起きやすいのです。
みんな同じ時期に住み始める
以前からある住宅街にポツンと出た土地を購入すると、すでに出来上がっている地域のコミュニティーに入ることになります。
例えばご実家の近くなどで、ご近所さんが顔見知り。
という状況であれば良いのですが、後から集団に入っていくのに抵抗がある方もいらっしゃいます。
分譲地であれば、ご近所さんも引っ越してきたばっかりなので、そのあたりも比較的安心です。
街並みがキレイでイメージがしやすい
分譲地は同じくらいの大きさで区画分けされるケースが多いです。
更地の状態だと「どんなお家が建つのか全く想像が出来ない」という方がよくいらっしゃいます。
そんな方でも、同じ分譲地内で先に建築を始めている建物があると、一気にイメージしやすくなります。
僕の経験談ですが、分譲地に建物がまだ建っていないときは「こんな土地誰が買うの?」くらいなことをおっしゃっていた方が、いざ建物が建ち始めたら「すごく素敵な土地!」と手のひらを返したことがありました。
しかも新築が並ぶので、街並みもキレイです。
周りの発展に期待が出来る
分譲地は、元々田んぼや畑だったところを造成して出来るところも多いです。
そういうところは、スーパーやコンビニなどが無くて不便に思われがち。
でも、人が集まるところで店を構えたいというのが商売人の性。
分譲地に家が立ち並んで、人口が増えた数年後には立派なスーパーが近所に出来る。
というケースもあります。
ただし、こちらは用途地域などでお店が出来づらい地域もあります。
僕たち営業マンに確認してみましょう!
分譲地のデメリットは?
もちろん分譲地は良いことだけではありません。
デメリットもあるので確認しておきましょう。
広さがコンパクトになりがち
もちろん地域差もあるのですが、分譲地の多くは単世帯向けに区画割りされます。
なので、平屋だったり2世帯住宅をご希望の方には少しコンパクト…という場合が多いです。
たまに広い区画があったり、隣り合った区画を2つ購入したりでカバーできる場合もあります。
値引き交渉が難しい
元から手ごろな価格設定になっていることももちろんですが、他の区画を購入した方が不公正に思わないように値引き交渉自体むずかしいケースがほとんど。
分譲地を選ぶ場合は、販売価格そのままで購入することを覚悟しておきましょう。
ずっと売れ残っていたり、他の区画に比べて不利な条件があれば、交渉の余地はあります!
まとめ
今回は、土地探しをされる方へ分譲地のメリットとデメリットをお伝えしました。
総合的に、単世帯のご家庭であれば圧倒的にオススメです。
ぜひ良い土地を発見されるように祈っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
何かご不明点やご要望がございましたらコメントください。
よろしくお願いいたしますm(__)m