住宅営業に興味はあるんだけど、私向いてるかなぁ?
もし転職して全然ダメだったら嫌だし、どうすればいいんだろう?
僕、30歳までは全然違う仕事をしておりました。
『建築の知識が全く無い』『営業職なんてハードルが高くて絶対無理』
と思っていた僕が何を思ったか住宅営業に転職。
2年目位からはなぜか新人教育を担当することが多かったんです。
そんな僕が新人を見ていく中で
「この人教えてて楽だな~。売れそうだな~。」
と感じる人と
「この人悪い人じゃないんだけど、難しそうだな~。」
と感じる人がいるので、書いていこうと思います。
ズバリ『向いている人と向いていない人』と言ってしまって良いです。
ただし!
トップ営業マンになれそうな人とかはわからないですからね。
トップ営業マンなんて育てたこと無いですし、僕もそこまででは無いですからね(^_^;)
あくまでも、入社1~3年目くらいまでは危なげなく働けるかどうか。くらいのレベル感で見て頂けると助かります。
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実は向き不向きには関係ないこと
よく勘違いされがちなのですが、
- 電話嫌い
- 人見知り
- 口下手
このあたりは営業の向き不向きとは全く関係ないと言い切っていいです。
まず電話嫌いについては、たしかに嫌いよりも好きな方が良いかもしれない。
ただし、嫌いな人でも絶対すぐ出来るようになります。
電話については僕も大っきらいでした。
というか今でもすごく嫌いです…
でもお客様への電話は完全に克服しました(^^)
かな~り試行錯誤した結果ですが、
やり方さえ間違えなければ、電話は感謝されるべきもの
ということに気づいたからです。
よくよく考えてみれば当然で、わざわざ自分にとって有益な情報を教えてくれるわけなので嫌がられる要素が無いんですよね。
でも、内容の薄~い電話を繰り返していると当然嫌がられます。
これが間違ったやり方です。
人見知りと口下手についても、これは向き不向きの問題じゃなく
単純に技術の問題です。
むしろ、人見知りで口下手な方がお客様から好かれるのでは無いか?とも思っています。
営業になって早いうちからめちゃくちゃスマートに喋れる人も存在するのですが、僕が教育担当についた時には、わざと下手くそに喋る練習をさせてます。
不思議とアポイントが取れる確率が上がるんですよね(^^)
もちろん全部下手くそだとダメなので、ここぞという時だけですよ!
営業に向いている人
こういう人は、教えてて楽だな~と感じるのが
- 負けず嫌いな人
- 自己暗示が得意な人
- 数字に強い人
負けず嫌いな人
これは、教えるのが楽というか、教えなくても勝手に練習して勝手に上手くなっていくイメージ。
うっかりしてると翌年成績抜かれそうになってたりするので、そのたびにこちらのモチベーションも上がる。
負けず嫌いの人が頑張るおかげで周りにも良い影響が出たりします。
多分負けず嫌いの人が一番輝くのが営業だと思います。
自己暗示が得意な人
これは、ある種営業の極意なのでは…と常々感じています。
『言葉には魂が宿る』
例えば「この商品、おすすめですよ!」
という一言、営業の方なら軽く1億回くらい口にしてるんじゃないでしょうか。
これ、本当にその商品の事を好きな人が口にするのとそうではない人が口にするのでは説得力が段違いです。
でも住宅の場合、オススメする商品を営業が全て自分で使った事があるかというと、絶対そんなこと無いわけです。
下手をしたら実物すら見たことない状態でおすすめする場面も必ず出てきます。
そんな時どうするかというと、僕の場合
「この商品はスゴイ。絶対お客様が気に入ってくれる。僕はこの商品が大好きだ」
と自己暗示をかけるんです。
しっかり暗示にかかるとお客様に必ず伝わります。
これ、信じてもらえる人はきっと営業に向いていると思います。
数字に強い人
お金の計算が早いのももちろん大切ですが、営業は確率の仕事です。
1件のご契約を頂くのに見込み客が何組いれば良いのか?見込み客を1組作るには何組接客をすればいいか?などは、全て確率で計算していかなければなりません。
本能で動く天才型の人もいるとは聞きますが、本当に一握りどころかひとつまみもいるかどうか?というくらいではないでしょうか。
少なくとも僕の周りにはいません。
営業に向いていない人
営業に向いていないというか、どの職場にも当てはまるかもしれませんが
- お金や成績への執着がない
- 練習嫌い
- 言われたことしか出来ない
これはかなり致命的です。
お金と成績への執着がない人
きっと営業としては論外。
多分他に良い職業があると思うので、ちゃんと探したほうが良いですよと言いたくなるレベル。
ただし、世の中には天才型の営業でこのタイプの方。という
都市伝説級の人
が存在すると聞いたこともあるが、自分がそうであると信じてこの世界に飛び込むのはすごくリスクが高いように感じます。
練習嫌い
営業ってせっかく良いトークを覚えたとしても、定期的にアップデートしていかないとすぐに時代に取り残されてしまいます。
なぜなら、会社はどんどん新しい商品や施策ほ出してくる上に、強力なトークは競合他社に対策を取られてしまうからです。
トップ営業の方ほど、ただでさえ忙しいのに合間を縫ってアプローチ練習をしている。
これが現実です。
言われたことしか出来ない
これは他の業界でもそうかも知れません。
営業って、本当に自分で仕事を見つけないと、
出社→昼食→退社
で1日が終わってしまう可能性があります。
「今日は〇〇さんのところ訪問しようかな」「今日は〇〇さんの土地情報を集めよう」といった感じで、自分のスケジュールは自分で決め無ければいけません。
で、こういう人の厄介なところが、仕事見つけられないだけであればその人の問題だけで済むのですが、『他の人の士気にも悪い影響を与えてしまう』ことなんです。
一生懸命働いている横でなんにもしない人がいると、気になっちゃいますからね(^_^;)
まとめ
この記事は、あくまでも僕の実体験に基づいたお話です。
ただ、向いている人の特徴に1つでも当てはまる人で、転職を検討している方は住宅営業の世界に飛び込んで見ても良いのではないでしょうか。
やりがいと達成感はすごくあるので、楽しい業界だと思いますよ(^^)
何か不明点やご意見などございましたら、コメント頂けると嬉しいです。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m