住宅ローンでの事前審査で希望の金額まで借りられなさそう…
もうお家づくりあきらめた方が良いのかな?
あきらめる必要はないよ!対処法を考えよう。
住宅ローンの事前審査で非承認が出たり、減額の回答が来ると落ち込みますよね…
実際のところ、結構しっかりした職業で年収も高い人でも事前審査に落ちてしまうという事は意外とよくあります。
では一度、事前審査に落ちてしまった人はお家を建てられないかというと、そんなことはありません。
ちゃんと対処法さえ知っていればそんなに焦ることもないので、今回はそのあたりをお伝えしていきます。
事前審査をすでに行って、非承認や減額の回答が来た方も参考になると思います。
もし、事前審査をこれからやろうご考えている人は住宅ローンの事前審査は早めが鉄則【申し込み方法も教えます】もご覧ください。
住宅ローンの事前審査は早めが鉄則【申し込み方法も教えます】
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あきらめないで!住宅ローンの事前審査で落ちた時の対処法
事前審査で非承認、減額の回答が出た場合に一番最初にやるべきことは、原因をつきとめる事です。
大きく分けると原因は
- 収入に問題がある
- 勤続状況に問題がある
- 借入れに問題がある
- 信用情報に問題がある
- 土地や建物の担保評価に問題がある
この5つの中にあることがほとんどです。
詳しい内容と、対処法について深掘りしていきます。
収入に問題がある
収入に問題がある場合は、シンプルに借入額に対して収入が足りないという状況です。
お金を貸す側も、「この収入だとちゃんと返してもらえるか不安」というリスクを抱える事になりますからね。
目安ですが3000万円借入れをする場合、年収400万円以上は欲しいです。
詳しくは「住宅ローン 返済負担率」で検索してみると良いです。
対策もシンプルで、収入を増やすか足りない部分を自己資金や援助で補うか。
奥様や親御さんも入ってもらって、収入を合算するのもアリです。
たま~に、自営業の方で申告上の年収が少ないという場合もあるのですが、これは個別で相談させてください…
勤続状況に問題がある
勤続状況に問題がある場合で、よくあるのは転職直後です。
金融機関によっては1年以上勤務することが絶対条件だったりするので、勤続年数が短い場合は厳しいです。
あと、自営業だったり会社の役員さんだったりすると、会社の決算状況も審査項目に入ってきます。
極端な話、倒産寸前だと借入れが出来なかったりします。
この場合の対処法は、借入先を変えてみて再チャレンジ。
困ったら、「フラット35」を検討してみてください。
もしくは会社で取引のある金融機関とか…
意外とすんなり通ることもあるので、1つ事前審査が通らなかったくらいであきらめないでください。
借入れに問題がある
借入れが多い人は、ローンの審査が通らない可能性があります。
- 車のローン
- 家電や教材のローン
- カードローン
- クレジットカードのリボ払い
- 奨学金
- 携帯電話の分割払い
などなど。
実は年収に応じて返済できる額が決まっているので、借入れが多い場合は厳しい結果が出がち。
対処法は、借入れを減らすこと。
ただし注意点は、借りてる総額よりも月々の支払いが問題になっているので、一部繰り上げ返済は効果がないです。
なので、自己資金か援助などで完済してあげればOK。
もしくは、おまとめローンという商品を利用するのも有効です。
今の借り入れを一本化して借入れ年数を延ばすことで月々の負担を減らすという仕組みです。
これは、銀行さんによってやってたりやってなかったりするので、確認してみてください。
信用情報に問題がある
個人信用情報に問題がある場合とは、何かの支払いを延滞していたり、債務整理、自己破産をしている。
といった状況。
ここに問題がある場合は結構やっかいです。
対処法は、金融機関を変えて再チャレンジ&ダメなら時間が解決するのをおとなしく待つ。
1回だけ口座に入れ忘れて引き落としが出来なくて…くらいだったら全然通る可能性はあります。
ただ、連続して数カ月延滞し続けたり、債務整理や自己破産をしていた場合、2~5年程度は経過しないと住宅ローンを借りられないことが多いです。
この場合はしょうがないので、頭金を貯める期間やお家の勉強をする期間が増えたと思って、おとなしく待ちましょう。
くれぐれも待っている期間に、延滞をしてしまう。
という事が無いように注意してください。
土地や建物の担保評価に問題がある
金融機関によっては事前審査でここまで見ないこともありますが、建築予定地の担保評価に問題がある場合、借入れが出来ないことがあります。
具体的には、土地が道路に面していなかったり、抵当権などの権利がついている。
といったケースです。
住宅ローンは、返済が滞ったら土地と建物を競売にかけて支払う。
というルールがあるので、「ここは競売にかけても売れないな」と思う場合は金融機関側も貸すのが嫌なのです。
この場合の対処法は、ケースバイケースです。
一概に解決策があるともないとも言い切れないので、詳しい人に相談してみましょう。
誰に相談すればいいかわからない場合は、住宅営業に聞くのが良いです。
本人がわからなくても、司法書士さんや土地家屋調査士さんなど紹介してくれます。
まとめ
今回は、住宅ローンの事前審査に落ちた場合の対処法について書いてみました。
大事なのは、原因をつきとめる事です。
- 収入に問題がある
- 勤続状況に問題がある
- 借入れに問題がある
- 信用情報に問題がある
- 土地や建物の担保評価に問題がある
多くの場合はこの5つの中に分類されると思いますので、あとはそれに対応した対処法をとっていけばOKです。
無事に良いお家づくりが出来るように応援しております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
何かご不明点やご要望がございましたらコメントください。
よろしくお願いいたしますm(__)m