モデルハウスって緊張するよね。営業マンにしつこく営業かけられることもあるみたいだし、不安だよ~。
実際どんな感じなのかなぁ?
お家づくりをするときの第一歩は、やはりモデルハウスに行ってみることです。
インターネットで調べてみると、「迷惑営業かけられた」とか「営業マンの対応が悪かった」など色んなことが書かれているので警戒しますよね。
今回はそのあたりを営業マンサイドからの意見を交えて書いていきます。
そもそもなぜ営業マンがいるのか?
どこのメーカーの営業マンも言われたことがあると思いますが、モデルハウスに入ってくるなり
勝手に見るんで、お構いなく!
こういう方。
「売りつけられそう」とか「長々と話を聞かされそう」とか色んな警戒心からこういうことを仰るんだと思います。
キモチは物凄くわかります。
でも営業マンサイドとしては「わかりました。では!」というわけに行かないんです。
残念ながら
『モデルハウス見学』と『営業マンのご説明』はセット
だと思って下さい。
なぜなら
モデルハウスは超スペシャル仕様だからです。
おそらくそのメーカーが総力を結集して作ったスペシャル仕様です。
これが厄介なことに、今までの暮らしを考えると想像するよりさらに数段上の超スペシャル仕様になっている。
なので、どうスペシャルなのか?を誰かが説明しないと、ただただ大きな豪邸を散策して終わってしまいます。
本当に何の説明もなく展示場を見て散策して帰る。というのは『音声をすべて消したまま映画を見る』というのに近い気がします。
なんとなく名作の雰囲気は読み取れたとしても、感動することはないですよね(^_^;)
モデルハウスにとって営業マンってそのくらいの存在だと思っています。
警戒しすぎは❝損❞です
前述の通り、警戒しすぎると『音声のない映画』を見るという事態になってしまうので、ある程度営業マンの話は聞いてあげた方が効率よくモデルハウスをまわる事が出来ます。
営業「こんにちは!受付のアンケートにご記入をお願いいたします」
お客様「そういうの書きたくないんで!」
営業「かしこまりました。ではご案内させていただきます」
お客様「かまわないで!私のペースで見るから放っておいて!」
これだと本当にお互い時間の無駄になる可能性が高いので、ちゃんと接客してもらった方が良いと思います。
ただし、
営利目的でお客様の事を考えていない営業マンも結構存在するので、そこは見極めが必要です。
そういう営業マンにあたってしまうと、後々ジャンジャン電話がかかってきたり、バンバンアポ無し訪問に来たりするので、けっこう大変だったりします。
いわゆる『迷惑営業』というやつです。
営業さんと出会うこと
迷惑営業を防ぎながら、相談に乗ってくれる良い営業さんを探し出していく。
お家づくりをする際に、メーカーごとの特徴を比較するのが目的であれば、ググれば解決してしまいます。
しかもググったほうがわかりやすかったりするので、例えば断熱材何使ってるか?だとかどんな工法でお家を作っているか?
なんていう疑問は、確実にググったほうがわかりやすい。
結局のところ本当のお家づくりの第一歩は
良い営業さんに出会うこと
本質的にはこれだと個人的に思います。
でも、どうやって見分ければいいの?
お手軽に出来る営業さんの見極め方
完全に見極める方法は難しいのですが、お手軽に出来て効果が高いのが
受付アンケートは最初に書かない
これは結構オススメです。
アンケートが無ければ、迷惑営業はかけられませんから。
ただし、「この営業さん良いかも」と思ったらアンケート書いて下さい。
そういう人は離しちゃダメです。
逆に、「この営業さん微妙だな…」と思ったら書かなくてOKです。
で、この判断基準は完全に人によるのですが、仮に僕が判断するとしたら
- アンケートを書かないと言った途端やる気を無くす人
- アンケートが無いと分かった瞬間会話がしどろもどろになる人
- 他社の批判をする人
- 自社の自慢ばかりする人
- スーツのサイズ感が合ってない人
- 人の話を聞かない人
- メモを取らない人
- お金(予算)の話しかしない人
こんな人は書かないかもしれません。一概には言えませんが…
僕の体験談なのですが、最初にアンケートを書いてくださった50代のお客様がいらっしゃいました。
ご希望の間取りやお住いの人数、予算やご年収までしっかりご記入頂きました。
正直、最初に頂くアンケートでここまでしっかりご記入頂くことの方が珍しいので、「丁寧な人だな~」と思いながら接客したんです。
一通りモデルハウスをご案内させて頂いた後に資金計画やスケジュールについてご案内していたところ、突然…
「さっき書いたアンケート、新しいやつ持ってきてくれ!」
何をするのかと思ったら、新しいアンケート用紙に全然別のお名前や住所を書き出したんです。
よくよく聞いてみたら、この方建てる家は気に入った担当と進めたいという意識が極端に強いらしく、最初は全部ウソの情報書いて人を見極めてから本当のことを話そうと決めていたらしいんです。
正直すごく理にかなったやり方だと思いました。
あんまりオススメしませんけど…
無事気に入って頂いた僕はその後そのお客様からご契約を頂けませんでした…
まとめ
どんなにいい商品を扱っていても、パートナーになる担当営業さんが合わなかったらお家づくりって難易度がグンと上がってしまいます。
自分なりの判断基準を持つことが大事なのですが、『受付アンケートを書かない』というのは迷惑営業を防止するためにも効果的です。
ぜひお試し下さい(^^)
もし何か不明点などございましたらコメント頂けると嬉しいです。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m