お家づくり

新築に太陽光パネルは必要か?デメリット5つをご紹介【儲からない】

ママ様

太陽光パネルって搭載した方が良いのかな?

初期費用もかかるから、どうしようかなあ?


ヨコシマは個人的に「絶対に太陽光は搭載したほうが良い派」」だよ。

でもしっかりデメリットも知っておくべきだよね!

ヨコシマ



ひと昔前は、太陽光パネルを新築でつけると結構な利益が出ることもあって、とにかくのせた方が良いという方も多かったです。

それが今では電力会社の売電単価(電気を買い取ってくれる金額)も下がってきたこともあり、果たしてのせた方が良いのか、やめておいた方が良いのか。と悩む方が増えてきました。



今回は、そんな太陽光のデメリットについて書いていきます。

そして、もし太陽光をのせたい場合は、必ずデメリットを克服してくれるメーカーで建ててください。


それではいきましょう。





新築に太陽光パネルは必要か?デメリット5つをご紹介【儲からない】



太陽光を検討する上で、知っておきたいデメリットは、大きく分けて5つあります。

  • 初期費用がかかる
  • 売電単価が下がっている
  • 屋根が重くなる
  • メンテナンス費用がかかる
  • 屋根形状に制限がかかる



このあたりを深掘りしていきます。




初期費用がかかる

当たり前なのですが、搭載するにはお金がかかります。

太陽光も標準仕様というメーカーはほぼ存在しません。


で、実際いくらかかるかという話なのですが

  • 1kWあたり、25万円~35万円くらい
  • 平均すると4~6kWくらい搭載している


という情報から考えると、100万円~200万円くらいは考えておいた方が良い。

200万円だとすると、35年ローンで5000円ちょっと。

最低でも、これ以上にメリットが出ない計画は、やめておいた方が無難です。




売電単価が下がっている

太陽光がもう儲からないと言われる最大の理由です。

2012年から比べて、約半額くらいになってます。


つまり、以前なら2万円くらい売れていたのが、今では同じ量を発電して売っても1万円にしかなりません。


ですので、「太陽光パネルはお金を稼ぐための投資」という考え方が、もう終わりつつあります。

ただし、よくよく考えれば電気を自給自足するという物が太陽光の本来の目的ですので、メリット自体はなくなることはないです。





屋根が重くなる

太陽光パネルは屋根一体型でない限り、通常の屋根材の上に乗せる形になります。

そうすると、当然ですが屋根が重くなります


そして、屋根が重いと耐震性能が悪くなりがちです。

赤ちゃんも頭が重くてうまく座ることが出来ませんよね?あれと同じ原理。


さらに言うと、太陽光パネルは日の光が当たるように、南側の面に向けてのせる方が効率が良いです。

で、家の南側というとリビングがあって大きな窓をつけて…という間取りにしがち。

つまり、もともと柱や壁が少ない面に重たい設備を搭載するので、なおさら耐震性が悪くなる。


ここは、注意してください。



メンテナンス費用がかかる

太陽光パネル自体、人が作った工業製品なのでいつかは寿命がやってくる。

パネルの交換やパネル自体を支える架台の劣化、パワコンの交換などなど。


そして、太陽光パネルだけでも大変なのに、屋根のメンテナンスをするときに邪魔になる。

屋根自体も定期的にメンテナンスしてあげないといけません。

その時に太陽光パネルをいったん外して…という作業がプラスになるので、結構大変です。



で、気になるのがメンテナンスにかかる費用ですが、ざっくり数十万~百万円

パネルやパワコンの価格自体は下がってきているのですが、なかなか高額です…




屋根形状に制限がかかる

太陽光を計画する場合、屋根の形が制限される場合があります。

やっぱり太陽の方を向いていないといけないので、屋根は南面を向いていた方が良い。


それと、これは雪が降る地域だけかもしれませんが…

雪が隣地へ落ちたり、パネルの故障につながるため、屋根勾配を急な角度にできない。

という事があります。

あとは、影が出来ないように複雑な屋根形状にしづらい…などなど。



この点は、外観の好みなので問題にならない方も多いですが、念のため。という感じです。



まとめ【結局、太陽光は不要ってこと?】

今回は、新築時に太陽光パネルをのせるデメリットをご紹介させていただきました。

ママ様

ここまでデメリットがあるのであれば、太陽光はいらないね…


となってしまいそうなのですが、ちょっと待ってください!

ここで取り上げたデメリットは、ちゃんとZEH住宅に向き合ってきたメーカーであれば全て解消可能です!


問題なのは、ちゃんとZEHや省エネ住宅に向き合っていないメーカーで何となく太陽光などの設備を入れてしまった場合です。

その場合は上記のデメリットが、効いてきます…


なので、もし太陽光をご検討する場合は、

  • 初期費用がかかる
  • 売電単価が下がっている
  • 屋根が重くなる
  • メンテナンス費用がかかる
  • 屋根形状に制限がかかる

この5つのデメリットを、どうやって解消するのか?


ここをしっかり確認して、納得できるメーカーでご検討するのが良いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




何かご不明点やご要望がございましたらコメントください。

よろしくお願いいたしますm(__)m

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