家づくりで後悔するポイントって何だろう?
私たちにあったいい間取りってどんなのだろう?
いざこれからお家づくりをしようとしたときに1番悩みそうなのって、やっぱり『間取り』じゃないですか?
「我が家でこだわったポイントは、玄関の土間収納とアイランドキッチン!」
「設計さんが提案してくれた物干しとウォークインクローゼットをつなげる案は大満足ね!」
「営業さんはシアタールームをオススメしてくれたけど予算の関係でボツにしちゃった!」
っていうのTVとかでも聞いたことないですか?
これは全部『間取り』のお話です。
後から簡単に変えられないポイントなので、やはり重要度は高いです。
今回は注文住宅の醍醐味と言えるポイント『間取り』についてお話します。
で、ここは僕の主観なしで、お住まい頂いた後、リアルにお客様がおっしゃっていたことを選びました。
地域性があったりするので、あくまで参考までにご覧ください。
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やって良かった間取り3選
まずは、やって良かったと言われる間取りをご紹介いたします。
吹き抜け
やっぱりなんと言っても開放感。
家の南側に計画する方が多いのですが、お隣さんが近かったりカーポートや車庫が近いお家でも採光が取りやすいというのも大きなポイントです。
せっかくの新築なので昼間も薄暗いお家って嫌だな~と感じる方、多くないですか?
ただ、明確な弱点があって「エネルギー効率が悪い」「耐震性が悪くなりがち」ということ。
エアコンの効きが悪いです。
そこはしっかり対策をされたメーカーで計画されることをオススメします!
玄関から洗面所に直行
これはもともとやんちゃなお子様がいるご家庭でよく採用されてました。
要は、外でどろんこになって帰ってきたお子様がリビングなどを通らずにお風呂で洗えるように。
という感じでしたが、
コロナの大流行によって評価が爆上がり中!
です。
帰ってきてからの手洗い、うがいが習慣化した方が多いようです。
最近だと某メーカーさんがオススメしてる『おかえり手洗い』。
玄関入ったところに小さい洗面台を設置するというものです。
これ、面白いと思って最近僕もよく提案するんですけど、
「洗面台をいくつも掃除したくない!」
という理由で採用ならず…
誰かチャレンジして下さい!
平屋(もしくは1階が広い間取り)
これは土地の形状によっては再現性ないかもです…スイマセン。
結構広めな土地が必要になります。
でも平屋にお住まいの方はほぼ絶対と言っていいくらい
「平屋にして良かった!」
とおっしゃって頂けます。
- 段差がないので、歳をとっても無駄なく使える
- 階段や廊下などを削減できるので、お部屋が広くとれる
このあたりが大きな理由です。
あえて弱点をあげるとすれば、
- 道路に面してたりすると目線が気になる(間取りや窓の計画でカバー出来ますが)
- お子様のボールやおもちゃが屋根の上に乗りがち
このあたりでしょうか。
土地が広い方は、平屋オススメです!
やって後悔した間取り3選
次はダメな方です。
と言っても対策できるものばかりですので、そこまでネガティブにならなくてもOKです。
吹き抜け
良かった方でもピックアップしてます。
良くも悪くも賛否両論。諸刃の剣。
しかも絶賛してたお客様が別の日にお邪魔すると文句を言ってる。ということもある。
幸い僕の働いているメーカーはエネルギー効率への対策は得意なので、そこまで暑い寒いを言われることはないのですが、
- 1階と2階の音が筒抜け
- 吹き抜けの窓の掃除がめんどくさい
- 子供が物を落としてくる
これが原因です。
犠牲を払って開放感という大きな対価を得る。それが吹き抜けです。
小さな空間をたくさん作る
これは絶対に雑誌やSNSで情報が手に入りやすくなった弊害だと思います。
- 荷物パンパンで奥のものを2年間くらい見ていないシューズクローク
- 引っ越しから手をつけていない荷物が積まれている書斎
- ゴミの日に出し忘れたゴミ袋が溜まっているウォークインパントリー
- お客様が来たときに見られたくないものの緊急避難所となった和室
などなど。
これ、全部お客様から言われた後悔ポイントです。
で、その後決まっておっしゃるのが、
「こんなことなら、リビング広くすればよかった…」
こんな感じです。
何も全てやめればいいというわけではないんです。
実際使うときにどうか?というのをご自身でシミュレーションしてほしいんです。
それが難しい場合は、
とにかく担当と多くの時間を過ごすこと
を心がけたほうが絶対良いです。
お客様の性格が細かく把握できれば、こういった事を防ぐご提案ができますので(^^)
必ずテレビの前を通る動線
後悔した間取り1位は、テレビの前を通る動線!
そんな間取りにするわけないじゃん!
と思う方いらっしゃいませんか?
要は、玄関からリビングに入って、キッチンや洗面台に行くときに必ずテレビの前を通る間取り。ということです。
これ結構ありがちで、特にリビングの日当たりを気にして大きな掃き出し窓をたくさんつけたときに起こりやすい気がします。
図面の打合せをしているときにはどうしても紙の上や最近だと3Dパースで動線を考えるのがいっぱいいっぱいになりがちです(^_^;)
もしこれからお家の間取りを考えるときは、家具の配置もしっかり考えることをオススメします。
もしかしたら、窓を小さくした方がいい場所もあるかもしれません。
そして、問題ないと思った場所には、目一杯大きな窓をつけて採光を取りましょう!
これが最近で1番後悔している間取りでした。
まとめ
今回は、住宅営業マンが選ぶ良かった間取り、後悔した間取りをご紹介させていただきました。
正確には僕が選んだ。というよりお客様に言われた。という方が正しいですが(^^)
ランキングは単純に言われた回数です。
今後もランキングは変動すると思うので、興味がある方がいたらまた書きます。
もしご不明点やご要望あればコメント下さい。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m